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英語の国際化に関していくつかの用語の説明を行う。

ENL (English as a Native Language, 母語としての英語):アメリカ、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージランドで話される英語
ESL (English as a Second Language, 第2言語としての英語):インド、フィリピン、マレーシア、シンガポールなど英米の旧植民地で話される英語
EFL(English as a Foreign Language, 外国としての英語):日本、中国、韓国、インドネシアなどで話される英語

NSE (Native Speaker of English): 英語の母語話者
NNSE (Non-Native Speaker of English): 英語の非母語話者

国際語 (International Language)
国際補助語(International Auxiliary Language) :異なる言語を話す人々の間の橋渡し的な機能

英語帝国主義(English Imperialism)
英語支配(the Hegemony of English)
言語戦争(Language War)

EIL (English as an International Language, 国際語としての英語):国際間のコミュニケーションのための言語 NNSE同士のコミュニケーションが一般的になる。それゆえに、言語の模範をENLに求める必要はなくなる。
English as an Intranational Language, 国内語としての英語):国内の異民族間のコミュニケーションのための言語

Kachruの世界の諸英語(World Englishes)のモデル、それぞれがENL, ESL, EFL の概念に対応する。歴史的、地理的な要素が反映されるように用語が選ばれている。
the Inner Circle(内円圏)
the Outer Circle(外円圏)
the Expanding Circle(拡大円圏)

英語化(Englishisation) 世界中の言語が英語の影響を受けていること
土着化(nativization) 世界のそれぞれの英語が、現地の言語の影響を受けていること

ELF (English as a Lingua Franca, リンガフランカとしての英語):Jenkins の用語 NNSE間で交流言語して用いられることを想定している。

高等学校での学習指導要領の第3款 英語の関する各科目に共通する内容等
2に示す言語材料を用いるに当たっては、次の事項に配慮するものとする。
ア 現代の標準的な英語によること。ただし、様々な英語が国際的に広くコミュニケーションの手段として使われている実態にも配慮すること

標準的な英語
RP (Received Pronunciation,イギリス英語の容認発音)
GA (General American, アメリカ英語の一般アメリカ英語)

学習者の目標をNSEとすることは難しすぎる。コストパフォーマンスが悪いと考えられる。
日本式英語
簡略した英語(NNSEが学習しやすいようにした英語、難解な表現、古典的な表現、はやり言葉をつかない。文法を簡素化して、ゆっくりと話す。He’ll → He will のように短縮形は使わない)

foreigner talk
motherese (child-directed speech)
teacher talk

英語はもはや英語国民だけの財産ではない。

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