スポンサーリンク


writing の一つの方法として、創作活動が有効である。前の人の作った英文を見ながら、それに続くストーリーを考えてゆく方法だ。これにより、英文を読み取り、つぎに英文を書くというスキルができあがると思う。中学校の3年から高校生レベルに適していると思われる。

現実的に行う場合の問題点として、一人が書いている間は他の3人は時間をもてあましてしまうという点だ。さらには、最初に書き出す生徒は出だしで苦しむことが予想される。そのために次の方法で行うことを提案する。

(1)4人ずつのグループにクラスを分ける。教員は4つの書き出しを準備する。例えば、(a) Once upon a time there was a brown cat.  (b) I have a strange brother. (c) My favorite sightseeing spot is Kinkakuji-temple.  (d) I am a bird who is living in a big cage.  などである。

(2)4名の生徒、それぞれにどれかの書き出しを与える。(それによって暇な生徒はいなくなる)。そして、それに基づいてストリーを書くようにする。 7分以内に書き上げるように指示をする。そして、7分経過したところで、それぞれが、グループ内の他の生徒に渡して続きを書くようにする。

(3)7分後に次の生徒、そして最後の7分の担当の生徒は、全体をまとめるようにする。前のストリーにつながるように書くこと、さらには次の人がつなぎやすいように書くことも実感してもらう。

(4)その後の10分はグループ内で互いに見せあって、細かい調整を行う。これは協同作業になる。

(5)最後の10分間は、何人かが教壇の前でストーリーを披露する。

これで授業内では終了だが、学生にそれぞれがパソコンで綺麗に打ち込んでくること、できるなら画像を付け加えるように指示すると面白い。生徒たちが提出したデータはブログなどに示して互いに読むことができるようにすれば、モチベーションが高まると思われる。

スポンサーリンク