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今日の英語教育の時間は、英語ゲームの実習を行った。教師役は予め指名してある学生が行う。生徒役はクラスの残りの学生たちだ。
冒頭に、教師役の学生は、この英語ゲームは何年生を対象とするものであり、どのような能力を身につけるのか、などの説明を行う。その後に、ゲームの手順を説明をする。説明は日本語だ。
初めは、『お天気神経衰弱』というゲームだ。まず、冒頭に天気の言い方を習う。雨や雪の絵が描いてある絵を見ながら、Rainy, Sunny, Snowy, Windy …. などの言い方を練習する。そのあとで、二人ペアになり、神経衰弱のゲームを行う。How is the weather? と言って、ふだを裏返す。そして雨の絵が書いてあれば、Rainy と言って、それのペアーを求めて裏返す。同じならば、その人のポイントになる。
この場合は、カードを準備するのが大変だ。グループが10組できるとすれば、そのグループ数だけカードを準備する。でも、今、作成しておけば、学生が教員になった時にも使えると考えればいいのではないか。
次は、カラーバスケット(color basket)というゲームだ。これは色の名前を覚えることを目標として、小学生3年生ぐらいを対象とする。
はじめに、色を4色ほど覚える。今回は、red, black, pink, white と4色の英語名を覚える。そして、各自にそれらのどれかの色の名前が与えられる。
みんなが輪になって椅子を並べる。椅子は全員の数よりも一つ足りない。そして、鬼となった学生が What color do you like? という。そして、鬼が例えば、I like pink. と叫ぶ。するとpink の人は全員が立ち上がって自分の椅子以外の何処かに移動する。しかし、椅子が足りないので一人は鬼となって、真ん中に立たざるを得ない。その鬼が色の名前を叫び椅子の取り替えを行う。
そんなことを何回も繰り返す。そして、バスケットbasket と言ったら、全員が立ち上がって椅子を取り替える。

フルーツバスケットの応用編である。今回は色の名前を覚えたが、同様にして動物の名前にしても良いし、文房具の名前にしても良い。
二つの英語ゲームを行った。学生たちは毎週二人が英語ゲームを行う。面白そうなゲームがあれば、覚えておいて、自分が英語教員になった時に使えるのだ。