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今日の授業でも、学生二人がそれぞれ教員役をして、英語ゲームを行った。それらを紹介する。

英語のしりとりゲームだ。これは小学校の高学年以上を対象とする。しりとりでも音声ではなくて、スペルでしりとりを行ってゆく。まず、5,6人ほどのグループに分ける。グループの一人が教師役の学生の準備したアルファベットのカードから一枚を引く。そして、たとえば、Cであったら、黒板にCで始まる文字を書く。Cat と来たら、次にTで始まる単語、Tell ならば、次は, Light のように書いてゆく。制限時間は2分間だ。この間に何個の単語を書けるか競うのだ。スペルが間違っていれば、ポイントにならない。使える単語として人名は認められないが、地名は含むとする。

3グループが競い合ったが、高いポイントで16, 低いポイントは10ほどであった。子ども役の大学生でこの数字であるから、小学生高学年になると、この数字はかなり下がると思われる。

黒板に名前を書いてゆく。
別のグループ

次の英語ゲームは、カルタゲームである。まず、二つの単語群を理解する。衣服(socks, T-shirt, cap, pants)である。そして、色(red, blue, green, yellow)である。カードは4×4=16個ある。子ども役がWhat do you want?と問いかけると、教師役の学生は、I like blue pants. とか言う。すると、それに該当するカードを取り合うのだ。この場合は、子どもたちは、一つの概念だけではなくて、二つの概念から構成されるカードを理解する必要がある。心理学で言う乗法的概念だ。

カードを取る。
取る準備をしている。

時々は、存在しない語、たとえば、yellow tie とか、すでに取り終わった語であるyellow cap などをアナウンスして、意表をつくということも行われた。

今日行った二つの英語ゲームはそれぞれ学生が楽しめてよかった。

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