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今日の英語ゲームは「Don’t Say 30」 と「神経衰弱」という二つのゲームであった。
「Don’t Say 30」が対象とするのは小学3年生である。目標は数字を覚えることである。以下のプロセスである。
(1)教師役の学生がiPad を用いて数字の1から30までを練習する。例えば、画面の7を見て、seven と言うのである。
(2)椅子を並べて円を作る。ある人から出発して、横に順番が回る。順番にone, two, three と唱えてゆく。
(3)当たった人は、3つまでの数字を言うことができる。自分の前の人がnine と言ったら、その人は、ten; ten, eleven ; ten, eleven, twelve と3つのパターンのどれかで答える。
(4)円を作って順番で言ってゆく、そして、互いに工夫しながら、自分の番にthirty が来ないようにするのだ。
(5)最後に30の番が回ってきて、30と言わざるを得なくなった人が、鬼になる。
小学3年生には、数字を30まで数えることはとても重要である。楽しみながら30までの数字を覚えることができるゲームであった。
次は「神経衰弱」というゲームであった。なお、ゲームの英語名だが、concentration であった、普通の医学的な意味のnervous breakdown ではない。中年生を対象としたゲームである。プロセスは以下の通りである。
(1)食べ物の名前を覚える。教師役の学生がiPad を用いて果物の絵を見せて復唱させる。fruit, melon, hamburger, parfaitなどである。
(2)3つのグループに分ける。各グループに大きな紙に描いた果物の絵を渡す。子ども役の学生達は、それを切って一枚一枚にする。なお、学生達は「はさみ」を持っていた。教材作成することが多いので、日頃からはさみを持参しているそうだ。
(3)神経衰弱をする。1枚目を裏返ししたら、その名を英語で言う。そして次のカードを裏返して、同じカードを探すのである。
(4)最後に一番多くのカードを取った人を讃えるのである。