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二つの英語ゲームを授業でおこなった。それは、What does a … say?とPick up a sweetsである。それらを紹介していく。

はじめはWhat does a … say?というゲームである。これは、動物の鳴き声と動物の結びつきを教えるゲームである。対象となるのは小学校の高学年である。そして、大事なことは異文化では動物の鳴き声が異なって聞こえるということを知ることだ。プロセスは以下のようである。

(1)動物の姿をカードにして見せる。そして、子ども役の学生達はその泣き声を当てるのである。Chicken ならば、コケッコッコーであるが、英語圏での鳴き声はcock-a-doodle-dooであり、コッカドウドルドーとなる。(動物の鳴き声は同じであるが、各文化圏によって、異なって聞こえてしまう)そのほかには、Pigならば、oink, oink であり、dog ならば、bowwowであることを子どもたちに提示する。日本語の世界での鳴き声とかなり異なっているので、学生達は驚いていた。

(2)動物の絵の描かれたカードを机の上に並べる。

(3)教員役の学生が動物の鳴き声をする.それを聞いて子ども役の学生達は、It’s a pig. とかIt’s a dog. と言ってそのカードを取る。多くカードを取った人の勝ちとなる。

pig の鳴き声は?
動物と鳴き声を黒板に貼って示す。

次はPick up a sweetsというゲームである。これは双六ゲームである。下のようなゲームの図画を用いる。動詞と動きを覚えることが目的だ。対象となるのは小学校の高学年である。

双六、英語でもsugoroku,あるいはbackgammon

プロセスは以下の通りである。

(1)iPad の画面を提示して、動詞とその動きを覚えさせる。(子ども役は学生なので、すでにほとんどの単語は十分に熟知している単語である。)

(2)3つのグループに分かれる。それぞれ双六の絵を広げる。

(3)Start に各自が消しゴムをおく。そして、さいころを振って、その数字だけ自分の消しゴムを前に進める。(さいころがなかったので、数字の書かれたカードを袋から取り出して、その数字をさいころとして用いる。)

(4)進んだ先に、一回お休みとか、二つ進め、と書いてある。Pick up s sweets. と書いてあるマスに来たら、動詞が書いてあるカードを引く。そして、その動詞の動作をして、他のメンバーに当ててもらう。当たったら、そこはクリアーしたことになる。

(5)最終的に Goal  まで達したら上がりである。ただし、グループによっては、進んだ数がぴったりとGoal までいかないと上がりとは認めない場合がある。そのグループは余分な数字の分だけ後戻りするのだ。

動詞の練習
グループでゲームする。

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