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2019-04-17
今日の英語科教育法の授業時間だが、新しい提案を学生にした。それは、授業はどうも私からの一方通行になりがちであるので、授業を双方向からのやり取りにしたいという内容の提案である。つまり、質問や私の説明の補足説明するために挙手をして発言してくれた学生にはポイントを与えることにした。

そのような提案を授業中に行ったところ、大多数の学生が賛意を示してくれた。とにかく、学生達は将来は教員になろうとしているのである。学生は教員として、生徒には積極的にコミュニケーションをとろうとする態度を身につけてもらうからには、まず将来の教員としての学生達から積極的に発言してもらいたい。

西洋社会では、積極的な発言は歓迎される。何もいわないで静かにしていると無能と判断されてしまう。自分の能力は他人から見つけてもらうのではなくて、自分からアピールする必要がある。腹芸、男は黙ってサッポロビールの価値観は日本外では通用しないのだ。そんな態度を子どもたちに涵養するには、まず将来の教員たる学生たち(つまり、英語科教育法を受講している学生達)から態度を変えてゆく必要がある。

stymeist / Pixabay

補足(2019-04-22)

次のようなTwitter を見つけた。貼り付けておく。

日本の教育界では伝統的に教員から生徒への知識の伝達と思われている。しかし、伝達すべきことは知識ではなくて、知識を得るための方法論、考えからである。それには、生徒や学生からも積極的な発言、教員との双方向のコミュニケーションが大切である。次のツイートも興味深い。

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