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英語の教授法は数々ある。その中で、有名な教授法を学生自体に調べてもらい、学生が順次教室で発表することにした。

まず5月22日は、Aさんからの説明であり、担当は文法訳読法である。その説明によれば、この教授法は、「文法の規則を教え、その規則を応用しながら英文→日本文に訳したり、日本文→英文に訳したりして、文法の内在化を図り、読解力を高める指導法」である。そして、その教授法に基づいて、What I value in my life is contribution to others. という文を文法事項を説明しながら試訳をした。(わたしの感想として、文法訳読法と聞くと、英語から日本語へ、と考えるが、逆方向の日本語から英語への文法訳読法であると説明された。これはなるほどと了解した。普通は前者しか考えないが、その逆も重要なのだ。)

この教授法のメリットとデメリットを説明していた。最後に「まとめ」として聴き手の学生にプリントに書かせて発表させていた。

文法訳読法の発表
説明のハンドアウト 聴き手は最後は「まとめ」に説明の骨子を書く。そして、何名かはその骨子をクラスに発表していた。

次はBさんのCLT、Communicative Language Teaching の説明である。実はこの教授法は概念が広くて、さまざまな教授法が含まれてしまう。「一つの独立した教授法ではなくて、さまざまな特徴や理念を包括したアプローチである」との説明があった。

Bさんは、パワーポイントを使いながらの説明だ。ところどころに鳥獣人物戯画からのイラストを入れて見やすいパワーポイントとなっていた。Chomsky や Hymes の考えにさかのぼっての説明であり、図での明示化が工夫されていた。

PowerPoint
PowerPointを印刷したもの

Aさん、Bさん、ご苦労様でした。

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