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今日は学生による英語のゲームの実践が二つあった。それを紹介する。はじめは、Nさんによる、Ask Number Game であった。これは、(1)子どもたちに数字の読み方を教えて、さらに(2)数字に強くなってもらうことを目的とするゲームであった。

まず、黒板に数字を1から20まで書いて子どもたちに発音を教える。そして子どもたち一人一人に5枚ずつ紙を渡して好きな数字(1から20までの数字)を書いてもらう。そして、子どもたちはいろいろとクラス内を動き回り、対戦相手を見つける。対戦相手とは、Rock, Scissors, Paper と言ってからジャンケンをする。勝った人は相手から紙をもらう。そして、それを見ながら相手に紙を渡す。自分の持っている5つのカードの数字が合計で50になる人が優勝者である。ぴたりとした数字にならない場合はできるだけ50に近い数字の人が優勝者である。

子どもたちは、相手からもらった紙の数字を見ながら、合計50にするには不要な数字のカードを渡してゆく。頭の中で、英語と同時に算数の加算をしなければならない。その意味では英語と算数の両方の訓練になるので有意義なゲームであった。

数字を書く
ジャンケンの後、カード交換する。
二人でジャンケン

次はNさんによる絵あてゲーム(Picture Dictionary) というゲームであった。まず全体を二つのグループに分ける。そして、代表者に前に来てもらう。そして、代表者にiPad で回転している板を見せて、ストップさせると英語の単語が現れる。そこに書かれている動詞や名詞の絵を黒板に書いて、その絵の語を自分のグループの人にあててもらうというゲームであった。二つのグループが互いに競い合い、制限時間内で、いくつ絵を見てあてることができるかがポイントとなる。

代表者には絵の得意な子が選ばれるのがいい。普段は知られていない絵の得意な子を見いだすためにも、教師はクラス内の子どもたちの得意・不得意を知っているとよい。

子どもたちのレベルに合わせて語彙は選択する必要がある。小学生か、中学生か、あるいは何年生かでもレベルが異なる。適切なレベルを知るために、レベル分けになった語彙表を備えておくといいようだ。

回転盤をタップして回転が始まる。何という単語が現れるか。
第1のグループの代表者が描いている(guitar, monkey, sea のようだ)
第2にグループの代表者が描いている(ship, clock?, doll, table のようだ)

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