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英語ゲームを二人の学生が行ったので、紹介したい。最初は、Hさんによる「ドンじゃんけん」という英語ゲームである。これは、まず、机の上に果物の絵を並べる。apple, cherry, lemon, grapefruit, banana などである。子供たちは二組に分かれる。両端から出発する。それぞれ、絵を見て、その英語名を述べてゆく。そして、途中でぶつかったところで、「どん」と両手をあわして、そのあとで、ジャンケンをする。ジャンケンで勝った方が進む。負けた方は、再度、自陣地の端から進んでゆく。そして、再度ぶつかったところでジャンケンをする。そして、相手の陣地まで進んだ方が勝ちというゲームである。

このゲームだが、相手の陣地までなかなか行きつけない。つまり、ジャンケンで5,6回ほど連続して勝たなければならないからだ。そのために、後の反省で、ある程度時間を決めておいて、その時点で、どちらの陣地に近いかで勝敗を付けたらという提案があった。とにかく、子供たちは、果物の英語名を覚える機会があってよかった。次回は、交通機関とか動物とか、範疇を決めてゲームを行うといいだろう。

机の上に果物の絵をおいて、両端から英語を述べて、ぶつかったところでジャンケンをする。
果物の名前を述べてゆく。

次は、Mさんによる「クリスマス・クイズ」である。クリスマスにちなんだ知識を問うクイズであった。クリスマスが近いので、ゲームはタイムリーなものとなった。英語で質問をする。How many reindeer does Santa Claus have? すると当てられた人が、たとえば、Twoなどと答える。その答えがあっているかどうか、みんなに聞くゲームである。この場合はTwo ではNo となる。トナカイは8頭だそうだ。それから、Where does Santa Claus come? と聞くと、答えられる人はいなかった。どうやら、フィンランドにあるラップランドにサンタクロスは住んでいるらしい。

こんな風にして、クリスマスに関する知識を単なるQ and Aの活動ではなくて、答えた人の答えが正しいか、間違っているかを全員の子供たちに考えさせるという意味では、全員参加型の授業になるであろう。ただ、これは全員が参加する英語ゲームというよりも、英語によるQ and A 活動というニュアンスが強いようだ。

クリスマスに関する質問をしている。
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