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Mさんによる英語ゲームが行われた。この日は神経衰弱である。なお、体の状態を示す場合の神経衰弱は英語では、 nervous breakdown だが、ゲームの時の英語は concentration である。
Mさんはカードを14枚配った。そして、ペアを選ぶのである。この場合は、天気に関する7単語であった。sunny, rainy, snowy, cloudy, hot, cool, thunder である。なお、最初の6単語が形容詞であり、It is ( ). という文で空欄に入るが、thunder は名詞であり雷が鳴ったという意味では空欄に入らない。形容詞形を入れることになるが、形容詞形である thunderous, thundery はあまり一般的な語ではない。
語の統一性という観点からは、thunder の代わりに、windy, stormy, humid とすると各単語が体系的につながったように思える。あるいは、すべてを名詞に統一するのも一つの方法であろう。
さて、机に次のように並べる。そして、順番に裏返して同じペアを見つけてゆくのである。記憶力がいい人がやはり得点は高くなるようだ。
全部で14枚7組なので大学生には簡単なゲームになった。しかし、小学校の中学年ぐらいに、外国語活動の一環としてこのゲームを行うと、14枚7組ぐらいでもかなり手ごたえを感じるのだろう。
なお、ゲーム後に参加者からコメントをもらったが、ゲームを始める前に黒板に天気を示す語をならべて、その読み方を訓練してから行う方が小学生にはわかりやすかったのではという意見が出た。また、Mさんの書かれた絵は素敵だというコメントも多かった。