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先日、オープンキャンパスで高校生3年生の女子生徒と話す機会があった。彼女は英語は発音はネイティブなみで、話す内容も高校3年生にしてはしっかりとした意見を持っている。明らかに高校だけではこれだけ上達はしないと思われた。彼女は、学校以外に、英会話学校でも行ったのか、あるいはNetflixを視聴していたのかと私は思った。彼女に学習法を尋ねると「単にYouTubeを見ただけ」と答えが返ってきた。「この2年ぐらい、ずっと好きなYouTubeを見ているだけだった」そうだ。

彼女が何に興味があったのか本当は聞きたかったが、それは聞かなかった。クラシックなどの音楽を好きなようなことを言っていたから、クラシック音楽の解説を英語で聞いていたのかもしれない。ここからはまったく私の推測だが、あるいは料理法とかおしゃれ法などの動画も見ていたのかもしれない。

17歳ぐらいの年齢だと、気合いを入れて勉強すれば、、、いや「勉強」という風には彼女は意識していないだろう。好きなYouTubeを暇に任せてずっと視聴していたら、いつの間にか英語が上達していたということだろう。たとえば、サッカーを上達したいという願う男の子がずっと上達法を説明する英語の動画を見続けていたら、いつかは、サッカーも英語も大いに上達するだろう。

英語を「勉強する」という意識がある限りは英語学習は苦痛なのだ。英語を「楽しむ」という心境になったら、それは素晴らしい。

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