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私は学生に学習指導要領とは何か、と課題を与える。ここで、chatgptに(1)「学習指導要領はなぜ必要か」と設問をしてみる。それから(2)「学習指導要領の欠点は何か」という質問もしてみる。どのような回答が得られるか興味津々である。

(1)


学習指導要領は、日本の教育において、教育目標や教育内容を明確にするための指導原理のことです。学習指導要領には、学習指導の基本的な方針や学力の基準、教科ごとの学習内容や指導方法などが記載されています。

学習指導要領が必要な理由は以下の通りです。

  1. 教育の目的を共有するため:学習指導要領には、国が定めた教育目的や目標が記載されています。これによって、国民一人ひとりが抱く教育に対する理解が深まり、教育に関する共通認識を築くことができます。

  2. 教育の質を担保するため:学習指導要領には、教育の質を高めるための指導方針や基準が含まれています。これにより、教育現場において、教育の質を担保し、児童・生徒の学力向上や社会人としての資質向上を図ることができます。

  3. 教育の公平性を担保するため:学習指導要領には、学習内容や基準が記載されています。これによって、全国的に統一された学習内容が提供されることで、教育の公平性が担保されます。

  4. 今後の社会ニーズに対応するため:学習指導要領は、時代の変化に応じて改訂されます。社会ニーズが変化する中で、必要なスキルや知識、価値観などが変わるため、改訂が必要になるのです。学習指導要領によって、今後の社会ニーズに対応できるようになります。

以上のように、学習指導要領は、教育の目的や質、公平性を担保するために必要な指導原理であり、今後の社会ニーズにも対応できるように改訂がされます。


それでは、欠点は何かを聞いてみたら、以下のようであった。


学習指導要領にはいくつかの欠点があります。

  1. 適用範囲が広すぎる:学習指導要領は全国的に統一されたものであり、多様な地域や学校の事情に対応することができない場合があります。また、個々の児童・生徒の個性や能力に対応することができないこともあります。

  2. 内容が抽象的で具体性に欠ける:学習指導要領は、教育目標や学習内容を抽象的に示しているため、具体的な指導方法や活動については記載されていません。そのため、教師が具体的な指導計画を作成する際には、自己判断や他の教師との情報交換が必要になります。

  3. 改訂が頻繁である:学習指導要領は、時代の変化に応じて改訂されることがあります。そのため、教師は頻繁に改訂内容を把握し、授業を改善する必要があります。

  4. 評価に対する指導が不十分である:学習指導要領は、主に学習内容や指導方針について述べていますが、評価に関する指導は十分ではありません。そのため、教師が自己判断で評価方法を決めることが多く、統一性が欠けることがあります。

以上のような欠点があるため、学習指導要領は教育現場での実践において、補完的な役割を担うものとなります。教師は、学習指導要領を基に、自己判断や他の教師との情報交換をしながら、個々の児童・生徒に合わせた具体的な指導を行う必要があります。


このように即座に回答が出た。よく読むと、適用範囲が広すぎると批判しているが、それは逆に言えば、全国一律な教育を保証していることになり、長所にもなりうる。そして、改訂が頻繁だ、と批判しているが、逆に言えば、現代のように、教育界が著しく変化する時代では、もっと頻度を上げるべきだと考える人も出てこよう。

何れにせよ、私が質問した瞬間に世界中の「学習指導要領」に関する記事を参照して、回答を作り上げてゆくのだから、たいしたものだ。

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