2016-06-14
小学生の段階では、ゲームの利用が非常に有効である。リスニングの練習にもなるのだが、Simon says は非常に有名なゲームである。このサイモンセッズは英語圏の人にはよく知られている子供の遊びである。サイモン役を一人決め、全員はこのサイモンの命令に従って手を上げる、足を触るなどの行動するが、その命令は必ず「Simon says…」(サイモンの命令…)で始まる。もしこの言葉で始まらない命令に従った場合は失格である。退場となる。
このゲームでは間違えても退場ではなくて、自分のポイントを一つ加える。ポイントが少なければ少ないほど優位なのである。単語を動作で覚えることができる。touch, stand up, hands up などである。また、イラストやフラッシュカードに絵を描いて、それに触れさせるという形で単語を覚えさせることもできる。car, airplane, train などはこのような形で単語を覚えさせるのがいいだろう。
次のゲーム”Jump In Jump Out”はリーダーの人の言うことを従うゲームであり、時々は、自分の動作のまねをしなさい、という。さらには、言ったことの逆をしなさいとも言う。
これなどは、かなり英語の反応ができている人でも迷うゲームである。しかし、楽しいゲームであることは間違いない。なお、オーストラリアの発音なので、Say what I say サイワッタアイサイと発音している。これなどは様々な発音が世界にあることを示す意味では面白い。(逆に、義務教育レベルでは、アメリカ英語に絞らないと、モデルとなる音声が分からなくと反対する人もいる)。