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2016-06-22

英語の音声を楽しみながら訓練するにはどうしたらいいのか。CDで音声を聞かせながら、単に繰り返してごらん、では学生はついてこない。

YouTube などで歌詞が簡単でリズム感がつかめるような曲がいいだろう。次に挙げる動画は英語の歌詞がスクリーンに現れるので、英語学習には都合がいい。High School Musical 3 を下に記す。

その他にもいろいろと、強勢やリズム、抑揚がつかめる曲がある。これらを探すのはいい。しかし、しばらくすると英語の歌詞そのものの魅力にとりつかれる学生も出てくる。そのようなときには、たとえば、Angelina Jordan という小学生2年が歌う歌などが面白い。 Fly Me To The Moonはブレンダリーなどの曲が有名であるが、この子が歌う歌も素晴らしい。彼女はノルウエー人であるが、すでに英語は堪能である。北欧諸国は自国語は商売としても小さくて、また得られる情報も限られているので、英語に傾倒する傾向がある。彼女のこの歌いぷりを見てほしい。

早口言葉(tongue twister)などは面白い。下の早口言葉はネイティブの子どもたちのtongue twister で日本人の子どもたちがついて行くのは大変だが、はじめにこのような動画を見せて動機を高めるのはいいだろう。

次の動画は、Peter Piper picked a peck of pickled peppers.と小さな子どもが言っているのであり、真似できやすい。とにかく、対象となる学生・生徒と同じ年齢の子どもたちの動画を見せると効果的だろう。

shadowingに関してもいろいろな動画ある。これははじめは単に後を続ける Repeat after me. であるが、次第にスピードは速くなる。そして、最後にはshadowing となって、Repeat with me. と言い直す。話自体は簡単であり、ユーモアにあふれていて笑える話である。なお、話をする人の口元が分かるので、発音が真似しやすい。これはいい。とにかく、英語学習のポイントは本でもテープでもなくて、YouTube などの動画になったと私は思う。

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