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言語習得の順番(英語圏)

8か月の胎児は母親のお腹の中ですでに外界の刺激を認識している。

生まれて肺呼吸を始めた赤ちゃんは、コミュニケーションの手段として泣く・叫ぶという行為をする。

1か月を過ぎた頃:喃語を発する。乳児期の赤ちゃんは咽頭部の空間が狭く、その空間の狭さに対して舌が大きいので、口内で舌を動かせる自由度が低く多様・複雑な音を出すには限界がある。喉の奥をクーと鳴らすような独特の発声が見られる(cooing)。

3か月を過ぎた頃:社会的な喃語(人の前で発する音)と独語的な喃語(発声遊び)の違いが出てくる。

6か月を過ぎたころ:最初は母音が中心だが、子音も加わり、半年もすると母音と子音の構成がはっきり聞き取れる。規準喃語を話すようになる。規準喃語の発声が重要である理由は、世界の言語のすべてが子音+母音の音節の組み合わせの構造で単語が作られているからである。このように、子音+母音の規準喃語の発声ができるようになることは必要である。

8か月を過ぎた頃:母語の特徴を持つ音声パターンが含まれるjargon を話すようになる。

10か月から13か月の間:最初の言葉を発する。初めての語は子音-母音の連続である。

18か月から24か月の間:2語文を使用するようになる。例:allgone shoe, my mommy, push it のような2語文を発する。一週間に10~20語を覚えていく。6歳にまでには10,000語を理解するようになる。

2歳を過ぎた頃:3~4語を合わせた複語文(multiple word sentence)を話すようになる。

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