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今日は英語教育法の時間に二人の学生が模擬授業を行ったのでその報告を行う。

最初はSさんが、導入として、歌を聴かせていた。歌詞を知っている人は一緒に歌おうという呼びかけだったであり、スマホからその音楽を流していた。スマホからだと、どうしても大きな音量にならない。その場合は、CDプレイヤーか教室のマイク利用の方法がよかったろう。曲は What Makes You Beautiful という名前であった。残念ながら、私の知らない曲であった。最近の曲か?

ダイアローグの文を書く。
互いにペアを組んで会話をする。

New Crown の1年生の教科書 Let’s talk 4: 買い物をしよう、の項目の授業を行った。実はSさんは配布物は Let’s talk 6 を間違って印刷してしまい、授業中に気づいたのだが、時すでに遅し、そこで臨機応変に黒板に文字を書きながら、そのことに対処していた。

買い物の簡単なダイアローグとして、How much is the bag?  It’s fifteen dollars.を繰り返し練習させていた。このように中学1年生の段階ではある単純なダイアローグを使って、ペアになって互いに質問し合うという形式は効果的だと思う。

次はEさんであった。興味深かったのは、When, Where, Who, What というゲームであった。これは、4名一組になって、一人がWhen に関することで語句を言う。たとえば、in the morning である。次はWhere に関すること、たとえば、on the desk. Whoは、たとえば、Nozomiである。そして、What はdance と言うような語を各自が紙に記しておく。最後にみんなで出し合って、文を作るのだ、すると、Nozomi danced on the desk in the morning. のような文ができる。他には、Everybody on the earth danced in Shibuya.  An alien hugged me in America two years ago. のような文ができあがる。奇妙な文を作ってしまう点がおもしろくてみんな笑ったのであった。これは子どもたちの想像力をはぐくむ有益な活動だと思う。

元気よく挨拶をする。
右側から撮影する。

この活動は「Eさんのオリジナルのゲームか」と聞いたら違うそうだ。これは国語の時間に類似のゲームがあったので、それを英語の授業で応用したそうだ。

次はグリーティングカードを書く練習だ。一人一人にカードを渡して、相手を想像しながら文面を書いてゆく。これは臨場感が出てきてよかった。


今日の二人の模擬授業はそれぞれ内容に飽きないように、また実践的な内容であったのはいい点だ。二人とも将来は立派な先生になって欲しい。

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