9.まとめ(望ましい小学校の英語教育)
9.1 現状の認識
これまで様々な視点から小学校の英語教育を述べてきたが、それらを以下のようにまとめてみたい。現在、小学校での英語教育はかなり時間が経過して、それを不要か否かと言ってところで、小学校から英語をなくすことはもはや難しいのではないかという認識もあるが、やはり根源的に問うという姿勢はいつまでもほしい。根源的に問うてなお反対論であるのは一つの見識である。
ただ、保護者や子どもたちには英語が必要との認識が浸透しているので、むやみに反対を唱えるのは非生産的である。それゆえに、単なる反対論ではなくて、なにか建設的な意見へとつながる反対論であることが必要である。
9.2 素地を養うことを中心に
長い間日本では、英語教育は中学校から始まるとされていて、12歳の春になってから英語に触れはじめたのであった。その時期を繰り上げて10歳(小学5年)から、外国語を学ぶことの意味は何であろうか。その意味はいろいろと考えられよう。グローバリゼーションへの対応という回答では説得力が弱いように感じる。その場合は素地を伸ばすという点に注目したい。
児童の持つさまざまな可能性をできるだけ伸ばすという点に教育の意義があることをまず確認したい。それ以外の目的から、例えば、国際競争力の向上というような目的で、小学校に英語教育を導入することは好ましくない。英語教育はあくまでも児童の資質を伸ばすことを主目的として導入されるべきである。
児童の資質を伸ばすとは、あくまでも将来の可能性を広げることであって、決して即戦的・実務的な力をたたき込むことではない。基本的な知識や思考力の育成につながる基礎力を身に付けさせることが大切である。普遍的な知識や思考力が培われていったら、それは後になって、高度の英語力、国語、その他の外国語学習にもつながっていく。実務的な英語力でさえも、回り道のように見えても、土台から固めていく方がより確実に習得できる。
これは、野球にたとえて言えば、手っ取り早く得点に結びつけようとホームランを打つ練習だけではなくて、走ったり投げたりして基礎的な体力をつけることが長期的には役に立つ。基礎体力をつけることが、ホームランを打つ力をつける近道なのである。しかも、この力は、野球以外のスポーツにも転用できる力である。学習要領に述べてある「素地」とはそのように理解すべきである。
小学校で養うのは「素地」であるとすれば、どの部分が小学校で教えるべき素地になるだろうか。週1回の授業で養うべき素地はどのようなものであるのか。現状では、曖昧なままである。それに関する実証的な研究報告が待たれている.
9.3 言葉への気づき
「言葉への気づき」を促すことは、児童の能力の可能性を広げるという意味で大切である。大津(2006:25)は次のように述べている。
(言語の)運用能力の基礎を構築するためには、普段は無意識的に使われることばを意識化することが重要です。ことばに対する意識とか、ことばに対する感性を育成することと言い換えてもかまいません。
普通は無意識に使っている言葉遣いを、何故このような使い方をするのかを意識することで、言葉への感性が鋭くなり、理解が深まるのである。言葉そのものへの関心や知識を、学術用語では、「メタ言語的な知識」と呼んでいる。このメタ言語的知識は、普遍的な知識へと発展し、やがては算数や理科などの他の科目の応用にも役立つ可能性が高い。
小学生が英語に触れることの意義は、日本語と違う言語に触れることで、子どもたちが言語そのものへの関心を高めることでもある。日本語しか知らないことは日本語の世界に閉じこめられてしまうことを意味する。ゲーテは、「外国語を知らないものは、自分の国語についても何も知らない」と述べた。これは、「自分の言葉を知るために外国語を勉強する」とも解釈できるし、「日本語以外の世界を知らない人は、実は日本語さえも深い意味では知らないのである」という意味だとも解釈できよう。その母語だけの世界から飛び出ることは自分の世界を広くする効果がある。その点に外国語を勉強する意味がある。
9.4 望ましい国際理解教育
児童の持つさまざまな資質を伸ばすために、国際理解教育の重要さを指摘したい。さまざまな言語や文化に触れることで、異文化や異言語の持ち主に対して寛容な精神の持ち主になる。小学校の段階で異文化に接することは、大人になってからは経験できないような深いレベルでの異文化体験となる。それは、後年に国際人になるための原体験となる。その意味で、英語の授業では、国際理解教育の要素を忘れるべきではない。
この国際理解教育の中に、含めてほしいこととして、次のことをあげたい。①世界には多様な言語があるという事実と、さらには英語でも様々な種類があるという事実である。そして各言語の間には価値の差はないことを教えたい。②しかし、現実社会では、政治的・軍事的に強大な国の言語が優越であり、その国の言語を話すことが格好良い、あるいは美しくて論理的であるように見えてしまう。そのような国際社会のからくりまで児童に教えていいと思う。そして、③異文化・異言語の人とのふれあいの体験である。さまざまな文化・民族の人々を教室に招いて、それぞれが魅力ある人であることを児童たちに実体験するチャンスを与えるべきと思う。授業では、イギリスやアメリカの文化や言語を紹介することが多くなるとしても、真の国際理解教育とは、英米以外の言語・文化の人々の存在を忘れないことである。
9.5 小学校で英語を教える意義
小学校の英語教育は英語の実用的な能力を植え付けるのではなくて、将来どのような方向にでも開花できるように、あくまでも土台をしっかりと据え付けることである。小学校で英語を教えることは、高校や大学で英語を教えることとは意味が異なる。小学校は義務教育であり、国民全体が受けるものである。一方、高校や大学は、最近は進学率が上がってきているとは言え、進学は義務ではない。そこで学ぶ英語はあくまでも国民の一部分が学ぶものである。
小学校の児童たちが将来どのように英語に接するかは様々である。将来積極的に英語に関与するかもしれない児童もいれば、将来英語と無縁の生活を送ることになるかもしれない児童たちも多数存在する。また、英語以外の言語を将来勉強するかもしれない児童も存在するかもしれない。中国経済の発展に関心を持ち中国語を勉強しようとするかもしれない、あるいはイスラム文化に魅せられて、アラビア語の勉強をするかもしれない。いずれにせよ、小学生全員を英語の達人にしようとする考えは行き過ぎになる。
小学校での英語の勉強は将来さまざまな方向に進むだろう児童たちのための学習の土台になるようにすべきである。言語に関しても普遍的な知識を身につけることで、後年、いろいろな言語の学習に役立てば、小学校での英語教育は十分な使命を果たしたと言えよう。
注
(1)この点に関しては、実は、文部科学省の有識者会議は2014年の9月26日に、小学校5年生から英語を正式な教科として教えるべきと提唱している。いずれは、3年生から、1年生からと英語の教科化は進行すると思われる。それにつれて、英語の授業でも試験が始まるだろうと思われる。
(2)目的と目標は異なるものであり、目的という高次の段階にある目的に進むための具体的な道標を目標と考える。小学校の英語教育には、英語の習得という高次の目的のために、どの程度の力をつけるのかという目標がある。
(3)寺島(2007)は、産業界からの要請によって、「小学校への英語教育の導入」が始まったことを各種資料を紹介しながら説明している。
(4)BICSはBasic Interpersonal Communication Skill、CALPはCognitive Academic Language Proficiencyの略である。
(5)モジュール授業とは、15分などの短い時間単位にして完結させた授業を相互に組み合わせて行っていく授業である。
(6)英語をカタカナで近似的な発音に表記することが可能と考えて、小学生などの段階ではこの方が有効と考える説である。
(7)平成21年11月に実施されました事業仕分けにおきまして、廃止との評価を受けたところでございます。それで、その廃止のときの主な意見は、小学校からの英語教育がうまくいくのかということ自体に疑問があるという御指摘、それからモデル事業の見直しの中で、「英語ノート」についても、ウェブ掲載で十分ではないかという御指摘がございました。こういう状況を勘案をいたしまして、「英語ノート」は平成23年度使用分については、新学習指導要領の円滑な実施のために、引き続き配布はいたしますけれども、平成24年度以降については事業仕分けの結果を踏まえまして廃止としたところでございます。
一方で、先ほども事業仕分けで指摘をされました、そもそも小学校における英語の授業ということについて疑問が呈せられていたと。しかし、こちらの方でまた専門家の方で御議論いただいた結果として、本年度から小学校の外国語活動は必修化されたわけでございまして、その円滑な実施が求められております。また、教育の機会均等、中学校との円滑な接続、外国語活動の質的水準の担保等の観点から、国として質の高い共通教材を提供することが必要である。これは現場からの大変強い御要請もございます。それで、従来の「英語ノート」については、学校現場から課題等が指摘されていることを踏まえまして、事業仕分けでの御指摘も踏まえつつ、新たな外国語活動教材を作成したものでございます。
参考文献とURL
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大津由紀雄 2006 「原理なき英語教育からの脱却を目指して」、大津由紀雄(編)『日本の英語教育に必要なこと』 東京:慶應義塾大学出版会
河原俊昭(編)2008 『小学生に英語を教えるとは?―アジアと日本の教育現場から』 東京:めこん
国際ビジネスコミュニケーション協会 2012. 『TOEIC Newsletter』
杉谷眞佐子 2011 「ドイツ、ノルトライン・ヴェストファーレン州の事例から」、、河原俊昭・中村秩翔子(編)『小学校の英語教育』 東京:明石書店
津田幸男 2011 『英語を社内公用語にしてはいけない3つの理由』阪急コミュニケーションズ
寺島隆吉 2007 『英語教育原論』 東京:明石書店
中田小百合 2011 「小学生の英語活動に文字指導は可能か」、河原俊昭・中村秩翔子(編)『小学校の英語教育』 東京:明石書店
成田一 2011 「英語の社内公用語化は浅はかな思い込み!」http://eisogakkai.web.fc2.com/thenewenglishclassroom2011-3.pdf (2015/01/05閲覧)
『日本経済新聞』2014.11.20「小3から英語授業、高校では討論レベル 指導要領諮問」http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG20H2K_Q4A121C1CR0000/(2015/01/05閲覧)
林桂子 2010 「オランダ」、大谷泰照他編『EUの言語教育政策』東京:くろしお出版
船橋洋一 2010 『あえて英語公用語論』 文春新書
森住衛 2012 「日本の異言語教育政策の現状と課題」日本言語政策学会中部地区研究会発表資料(2012年10月28日)
文科省 「森ゆうこ文部科学副大臣記者会見テキスト版」http://www.mext.go.jp/b_menu/daijin/detail/1315020.htm(2015/01/05閲覧)
文科省 「実践的な職業教育を行う新たな高等教育機関の制度化に関する有識者会議」 http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/061/gijiroku/1352719.htm(2015/01/05閲覧)
山田雄一郎 2006 「座談会:英語教育は国語教育と連携できるか」『英語教育』vol.55.no.2 pp.10-21 東京:大修館書店
山本元子 2011 「小学校英語活動で学んだことを中学校英語で生かすための工夫」、河原俊昭・中村秩翔子(編)『小学校の英語教育』 東京:明石書店
付録Ⅰ(現行の小学校の学習指導要領)
第4章 外国語活動
第1 目標
外国語を通じて,言語や文化について体験的に理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら,コミュニケーション能力の素地を養う。
第2 内容
〔第5学年及び第6学年〕
外国語を用いて積極的にコミュニケーションを図ることができるよう,次の事項について指導する。
(1) 外国語を用いてコミュニケーションを図る楽しさを体験すること。
(2) 積極的に外国語を聞いたり,話したりすること。
(3) 言語を用いてコミュニケーションを図ることの大切さを知ること。
日本と外国の言語や文化について,体験的に理解を深めることができるよう,次の事項について指導する。
(1) 外国語の音声やリズムなどに慣れ親しむとともに,日本語との違いを知り,言葉の面白さや豊かさに気付くこと。
(2) 日本と外国との生活,習慣,行事などの違いを知り,多様なものの見方や考え方があることに気付くこと。
(3) 異なる文化をもつ人々との交流等を体験し,文化等に対する理解を深めること。
第3 指導計画の作成と内容の取扱い
指導計画の作成に当たっては,次の事項に配慮するものとする。
(1) 外国語活動においては,英語を取り扱うことを原則とすること。
(2) 各学校においては,児童や地域の実態に応じて,学年ごとの目標を適切に定め,2学年間を通して外国語活動の目標の実現を図るようにすること。
(3) 第2の内容のうち,主として言語や文化に関する2の内容の指導については,主としてコミュニケーションに関する1の内容との関連を図るようにすること。その際,言語や文化については体験的な理解を図ることとし,指導内容が必要以上に細部にわたったり,形式的になったりしないようにすること。
(4) 指導内容や活動については,児童の興味・関心にあったものとし,国語科,音楽科,図画工作科などの他教科等で児童が学習したことを活用するなどの工夫により,指導の効果を高めるようにすること。
(5) 指導計画の作成や授業の実施については,学級担任の教師又は外国語活動を担当する教師が行うこととし,授業の実施に当たっては,ネイティブ・スピーカーの活用に努めるとともに,地域の実態に応じて,外国語に堪能な地域の人々の協力を得るなど,指導体制を充実すること。
(6) 音声を取り扱う場合には,CD,DVDなどの視聴覚教材を積極的に活用すること。その際,使用する視聴覚教材は,児童,学校及び地域の実態を考慮して適切なものとすること。
(7) 第1章総則の第1の2及び第3章道徳の第1に示す道徳教育の目標に基づき,道徳の時間などとの関連を考慮しながら,第3章道徳の第2に示す内容について,外国語活動の特質に応じて適切な指導をすること。
第2の内容の取扱いについては,次の事項に配慮するものとする。
(1) 2学年間を通じ指導に当たっては,次のような点に配慮するものとする。
ア 外国語でのコミュニケーションを体験させる際には,児童の発達の段階を考慮した表現を用い,児童にとって身近なコミュニケーションの場面を設定すること。
イ 外国語でのコミュニケーションを体験させる際には,音声面を中心とし,アルファベットなどの文字や単語の取扱いについては,児童の学習負担に配慮しつつ,音声によるコミュニケーションを補助するものとして用いること。
ウ 言葉によらないコミュニケーションの手段もコミュニケーションを支えるものであることを踏まえ,ジェスチャーなどを取り上げ,その役割を理解させるようにすること。
エ 外国語活動を通して,外国語や外国の文化のみならず,国語や我が国の文化についても併せて理解を深めることができるようにすること。
オ 外国語でのコミュニケーションを体験させるに当たり,主として次に示すようなコミュニケーションの場面やコミュニケーションの働きを取り上げるようにすること。
〔コミュニケーションの場面の例〕
(ア) 特有の表現がよく使われる場面
・ あいさつ
・ 自己紹介
・ 買物
・ 食事
・ 道案内
など
(イ) 児童の身近な暮らしにかかわる場面
・ 家庭での生活
・ 学校での学習や活動
・ 地域の行事
・ 子どもの遊び
など
〔コミュニケーションの働きの例〕
(ア) 相手との関係を円滑にする
(イ) 気持ちを伝える
(ウ) 事実を伝える
(エ) 考えや意図を伝える
(オ) 相手の行動を促す
(2) 児童の学習段階を考慮して各学年の指導に当たっては,次のような点に配慮するものとする。
ア 第5学年における活動
外国語を初めて学習することに配慮し,児童に身近で基本的な表現を使いながら,外国語に慣れ親しむ活動や児童の日常生活や学校生活にかかわる活動を中心に,友達とのかかわりを大切にした体験的なコミュニケーション活動を行うようにすること。
イ 第6学年における活動
第5学年の学習を基礎として,友達とのかかわりを大切にしながら,児童の日常生活や学校生活に加え,国際理解にかかわる交流等を含んだ体験的なコミュニケーション活動を行うようにすること。
付録Ⅱ 現行の中学校の外国語の学習指導要領(一部)
第2章 各教科 第9節 外国語
第1 目標
外国語を通じて,言語や文化に対する理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,聞くこと,話すこと,読むこと,書くことなどのコミュニケーション能力の基礎を養う。
第2 各言語の目標及び内容等
英語
1目標
(1) 初歩的な英語を聞いて話し手の意向などを理解できるようにする。
(2) 初歩的な英語を用いて自分の考えなどを話すことができるようにする。
(3) 英語を読むことに慣れ親しみ,初歩的な英語を読んで書き手の意向などを理解できるようにする。
(4) 英語で書くことに慣れ親しみ,初歩的な英語を用いて自分の考えなどを書くことができるようにする。
2 内容
(1) 言語活動
英語を理解し,英語で表現できる実践的な運用能力を養うため,次の言語活動を3学年間を通して行わせる。
ア 聞くこと
主として次の事項について指導する。
(ア) 強勢,イントネーション,区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ,正しく聞き取ること。
(イ) 自然な口調で話されたり読まれたりする英語を聞いて,情報を正確に聞き取ること。
(ウ) 質問や依頼などを聞いて適切に応じること。
(エ) 話し手に聞き返すなどして内容を確認しながら理解すること。
(オ) まとまりのある英語を聞いて,概要や要点を適切に聞き取ること。
イ 話すこと
主として次の事項について指導する。
(ア) 強勢,イントネーション,区切りなど基本的な英語の音声の特徴をとらえ,正しく発音すること。
(イ) 自分の考えや気持ち,事実などを聞き手に正しく伝えること。
(ウ) 聞いたり読んだりしたことなどについて,問答したり意見を述べ合ったりなどすること。
(エ) つなぎ言葉を用いるなどのいろいろな工夫をして話を続けること。
(オ) 与えられたテーマについて簡単なスピーチをすること。
ウ 読むこと
主として次の事項について指導する。
(ア) 文字や符号を識別し,正しく読むこと。
(イ) 書かれた内容を考えながら黙読したり,その内容が表現されるように音読すること。
(ウ) 物語のあらすじや説明文の大切な部分などを正確に読み取ること。
(エ) 伝言や手紙などの文章から書き手の意向を理解し,適切に応じること。
(オ) 話の内容や書き手の意見などに対して感想を述べたり賛否やその理由を示したりなどすることができるよう,書かれた内容や考え方などをとらえること。
エ 書くこと
主として次の事項について指導する。
(ア) 文字や符号を識別し,語と語の区切りなどに注意して正しく書くこと。
(イ) 語と語のつながりなどに注意して正しく文を書くこと。
(ウ) 聞いたり読んだりしたことについてメモをとったり,感想,賛否やその理由を書いたりなどすること。
(エ) 身近な場面における出来事や体験したことなどについて,自分の考えや気持ちなどを書くこと。
(オ) 自分の考えや気持ちなどが読み手に正しく伝わるように,文と文のつながりなどに注意して文章を書くこと。
(終了)