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今日の最初の発表は人間主義的教授法であった。学生たちは、この教授法の例として、3つの方法をそれぞれ説明して、実践をおこなっていた。はじめは、CLL と呼ばれる Community Language Learning である。次は、Suggestopedia, そして、Humanistic Education であった。
語学学習の持つ情緒的な面を大切にして、学習者がリラックスした雰囲気で学べるように、お膳立てをするのが教員の仕事である。教員はあまり干渉しない。あくまでも学習者の自主性に任せるという態度がある。
次は、Communicative Language Teaching (CLT)の説明であった。日本の語学教育はCLTに向かっていて、現代ではこの方法が一番多く取り入れられている。具体的な活動は、ペアワーク、ロールプレイ、バラバラ練習などがある。これらを貫くキーワードはinformation gap である。
要は、活動やタスクに必ずinformation gap をつくってコミュニケーションが本当のコミュニケーションになるようにすることである。information gap がないコミュニケーション活動は、どうしても偽物との意識が生まれて真剣になれない。
さて、学生たちは、お店に買い物に来た顧客と店員との会話のロールプレイをした。結構、楽しく面白くプレイをアレンジしたので、見ていた他の学生たちも楽しめた。
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