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リーディングの指導をする際に次のことが可能である。まず、黙読→速読の指導→必要な情報を見つける練習→セマンティックマッピングの順番で行うのも一つの方法である。

黙読

教室内で黙読を行わせることは少ないだろう。だが、生徒が自宅で黙読をするように習慣づけるために、昼休みや朝の時間を利用して数週間は黙読の練習をさせることは有益である。その体験を元にして、自宅での黙読の習慣を付けさせることが大切である。生徒にとって関心のあるトピックならば、自分でどんどん読んでいって、読解力を伸ばすことができる。それは生徒の程度にあった英文であることが必要である。幅広いジャンルと読みやすさによって分類された「段階別読み物」(graded reader)などが教室内にあるといい。なお、ネットで探すといくつかのgraded reader の広告や案内を見つけることができる。

速読の指導

生徒が一分間に何語の単語を読むことができるか、各自で計らせる。wpm (words per minute) がいくらであるか。例えば 188 words を32秒で読むとすると、188 words ÷ 32 seconds × 60 seconds = 352 wpm となる。専門書を読む場合は遅くなるし、娯楽の本は早くなる。大学生あたりでは、200 wpm が一つの目標になる。 

必要な情報を見つける練習

限られた時間の中でざっと英文に目を通すことをスキミング(skimming)と言う。skim とは、液体の表面から上澄みをすくい取るという意味であり、この類推からこの表現が生まれた。一方、スキャニング(scanning)とは、意識的に特定の情報を探しながら読むことを示す。例えば、教科書、New Crown 3 のFinland – Living with Forests という章では、本文の書かれた下に、Does the midnight sun shine on the forests in summer? とか What did she see in the sky in the winter? のような問題文がある。この場合、答えを探すのはスキャニングで行う。

セマンティック・マッピング

英文の内容やテクスト構造を視覚的に表し、背景知識を活性化する指導法にセマンティック・マッピングがある。生徒が黒板にキーワードを書いて、それらの相互に線をつなげたり、書き足したり、カテゴリーで分類したりする。New Crown 3 のFinland – Living with Forests はフィンランドの自然を語った章であるが、ここは Japan というような語を入れて、対比させたり、Rice Field,  Lakes などの類似の項目をまとめると分かりやすくなる。

 

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