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今日は学生の模擬授業があり、二人の学生が先生役をこなした。小学校5年生での英語教育を想定しており、教科書として、Hi, friends! 1 を用いた。二人とも最新の機器の利用にたけており、iPad の画面をオーバーヘッドプロジェクターを利用しながら、音楽を流していた。とにかく、楽しい雰囲気作りに心がけていた。他の学生たちは、小学校の5年生になったつもりで、授業を楽しんでいた。

最初のIさんは、まず一緒にHello の歌を歌った。雰囲気作りをしてから、I like ~,  I don’t like ~ の使い方を教える授業であった。果物の絵を黒板に貼って、それを示しながら好きか、嫌いか、子どもたちに答えさせるのだ。ここでは、ペアーを組んで互いに好きか嫌いかを答えさせていた。

大きなスクリーンからの音楽に合わせて英語の歌を歌う。
ペアーを作る。

次はOさんの模擬授業であった。How many ~ ? の構文を教える授業であった。教室内を動き回り、相手をたくさん見つけて、ペアーで言い方の訓練をする。そのペアーになった数だけリンゴに色づけをする。後ほど、そのペアーの数の多さを競い合うというゲームでもあった。手造りのプリントを配布したが、この手書きのプリントは暖かみがあるとして他の学生たちに評判が良かった。

教室を動き回る。
音楽を流す。

小学校での外国語活動は、子どもたちには、ゲーム、音楽、ペア・グループ活動と盛りだくさんのメニューを提供している。45分の授業であり、同じことを45分もできないので、例えば、15分おきに次の活動をすることで、飽きない活動を提供することができる。

なお、先生役の学生は、いつもゲームをすることが多いが、学生役の生徒たちは、これらのゲームを覚えておき、将来、学校の教員になったときに、利用できるようになればと思う。その意味で、配布した資料はきちんと取っておき、数年後に現場に出たときに、活用できればと思う。

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