クリルとは? CLILは、Content and Language Integrated Learningの略称である。これは「内容言語統合型学習」あるいは「クリル」と日本語で呼ばれている。なお、この用語自体は、1994・・・
「2019年5月」の記事一覧
学生の発表、オーラルメソッド
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○ 本日の英語科教育法の授業はCさんによるオーラルメソッドとは何かの発表であった。 このメソッドは言語学者パーマーによって開発されて、口頭練習を重視して日本人を対象にして開発・研究された教授法であると紹介した。聴き手の学・・・
アプローチ、メソッド、テクニックのそれぞれの違い
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言語の教授法の3つの側面 言語の教授法には、次の3つの側面から論議されることがある。それは、(1)アプローチ、(2)メソッド(教授法・指導法)、(3)技術(テクニック)である。 (1)→(2)→(3)の順番で、理念的から・・・
オーラルメソッドとオーラルアプローチ
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オーラルメソッドとオーラルアプローチ 二つの違い 英語教授法の教科書を読むと、オーラルメソッド(Oral Method)とオーラルアプローチ(Oral Approach)という二つの方法が紹介されています。この両者は名前・・・
学生による説明(文法訳読法、Communicative Language Teaching)
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○ 英語の教授法は数々ある。その中で、有名な教授法を学生自体に調べてもらい、学生が順次教室で発表することにした。 まず5月22日は、Aさんからの説明であり、担当は文法訳読法である。その説明によれば、この教授法は、「文法の・・・
ハイムズのコミュニケーション能力について
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○ ノーム・チョムスキー(Chomsky)は人間が用いる言語を、言語能力 (linguistic competence) と言語運用 (linguistic performance) に分けた。言語能力とは人間に生来的に・・・
文法訳読法(Grammar Translation Method)
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○ 文法訳読法(Grammar Translation Method) は、受験勉強と結び付けられて、よく悪口を言われることが多いです。その意味では、現代では、人気のある教授法ではありません。しかし、そんなに悪い方法なの・・・
コミュニカティブ・ランゲージ・ティーチング(CLT)
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コミュニカティブ・ランゲージ・ティーチング(CLT)はどのように分類されるのか コミュニカティブ・ランゲージ・ティーチング(Communicative Language Teaching)は、数ある教授法の中でどのように・・・
発達最近接領域(ZPD)
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二つの領域 学習者が認知的に活動する領域を二つの同心円に分ける。外側の同心円と内側の同心円である。中側の同心円をZAD (Zone of Actual Development :実際の発達領域)とする。ここは、学習者がす・・・
ヴィゴツキーの内言(ないげん)と外言(がいげん)
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○ ソビエトの発達心理学・言語学者のヴィゴツキーの内言と外言という概念は興味深い。 外言は、通常の音声を伴って、伝達の道具として使われる社会的言語のことである。それは、主語中心の構造をとり、文法的に整合性を持つというのが・・・
Notional/Functional Approach(概念・機能的アプローチ)
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概要 Notional/Functional Approach(概念・機能的アプローチ)が注目を浴びるきっかけは、ヨーロッパ評議会(the Council of Europe)の中に、単元・単位制(unit/credit・・・